この記事では、ネットワークビジネスでの苦情で多い、主な4つの原因について詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
あらゆる職業・業種・ビジネスには、お客様の苦情・被害・クレームがあるのは当たり前です。それは、避けられない事実です。
ネットワークビジネス業界にも当然ですが、お客様からの苦情やクレームがあります。
あらかじめ、この原因を知っておくことで、未然にトラブル防止に役立てていただきたいです。
また、ディストリビューター初心者やネットワークビジネスをこれから志す人には、ネットワークビジネスで成功する為に役立てていただきたいと思います。
① しつこく強引な勧誘
ネットワークビジネスにおける、苦情や被害で、すぐに思い浮かぶのは、強引な勧誘によるものではないでしょうか?実際に、私も、強引な勧誘にあった事があります。
断っても、断っても、次から次に、営業トークのオンパレードで、断る事が難しいのを覚えています。

「今のままでは、幸せになれない」
「このビジネスがあなたの夢を叶えてくれます」
「誰でも簡単に儲ける事ができる」
今まで頑張ってきた人生を否定されたりとか凄いこと言われた経験があります。
ネットワークビジネスで勧誘された経験がある方は、この様なひどい事を言われた経験の人が多いのではないでしょうか?
また、強引な勧誘によって、泣く泣く契約してしっまた人も中にはいると思います。
長年の営業経験で、私が思うのは強引な勧誘は、まったく必要ないという事です。

ポイント
現在は、インターネットの普及により誰でも簡単に様々な情報を調べる事が出来る為、ユーザーさんは自分で情報を調べ自分で納得して決める事が当たり前の時代です。
営業マンの説明だけではユーザーさんは納得しない時代になってしまっているのです。
一生懸命だとしても強引な勧誘は火に油を注ぐ行為になってしまうのです。
この様なビジネスの取り組み方をしても成功するわけがないのです。
ただ、例外もあります!
強引な勧誘は、水を飲みたい人に油を売っている事と同じで買ってくれないのが普通ですが、非常に営業力の高い人であれば、巧みな営業トークで販売に成功する可能性は、大いにあると考えられます。
しかし、水と油は混ぜると一時的には混じり合いますが、時間が経つと水と油に分離してしまう性質です。
巧みな営業トークや営業テクニックでユーザーさんを丸め込んで契約に至っても、いずれ本質を見抜かれてしまい契約解除、退会といった事になってしまうのです。
さらに、強引な勧誘は、アンチネットワークビジネスの人を大量生産する可能性が大いにあります。
それは、ネットワークビジネス業界の評判を下げる事につながってしまうのです。
ポイント
・強引な勧誘は、そもそも現在の社会環境では適さない。
・現在では強引勧誘は、時代に合っていない。
・強引な勧誘はしない、相手に興味を持ってもらえるようにアプローチしましょう!
② 誰でも簡単に稼げると誤解を招くビジネス説明
ネットワークビジネスの説明で、あたかも誰でも簡単に稼げる事が出来るような説明をする。これが、ネットワークビジネスの苦情や被害につながる主な原因の一つです。
当時、ネットワークビジネスの説明会に私が参加した時に、ネットワークビジネスの説明を聞いた時に、「成功間違い無しだ!」と舞い上がってしまったのを覚えています。
その結果、ビジネスを始めましたが、もろくも夢は、崩れ去った経験がある若かりし頃の記憶です。
このビジネスの失敗は、当時の私は、知恵も経験もなくその話を鵜呑みにしてしまった自分にも責任があると感じていますが。
ネットワークビジネスは、ビジネスです!ビジネスという事は、リスクが必ず伴うのものです。リスクの無いビジネスは存在しないのです。
誰もが簡単に儲けられる様な、ビジネス説明をする事が問題なのです!
ポイント
・ネットワークビジネスは、ビジネスであり、リスクが必ず伴います。
・ビジネスであるかぎり、努力や苦労無くして簡単には、成功できないのです。
・誰でも簡単に成功できる・稼げると誤解を招く様な説明はしないようにしましょう!
③ 告知しないでセミナーに誘う
久しぶりに古い知人から連絡があり、為になるセミナーがあるから、一緒に行かないか?と誘われて行ってみたら!実は、ネットワークビジネスのビジネス説明会だった...という事が、ネットワークビジネスのトラブルの主な原因の一つとして挙げられます。
私もこの経験があります。
しかし、当時の私は仕事人間で、出世する為に命を懸けていた様な仕事人間だったので、ビジネスの事であれば、何事にも興味津々で、熱心にネットワークビジネスの説明会を聞き入ってしまっていました。
しかし、ビジネスに興味が無い人が、この様な事をされたらどう感じるでしょうか?良い気持ちはしないはずですね。

注意ポイント
・ディストリビュターは、セミナーに人をお誘いする時は、告知の義務がある事を忘れてはいけません。
・相手が見込み客なのか、しっかりと事前に確認し、見込みがある相手に対して、堂々とセミナーにお誘いするべきです。
④ ネットワークビジネス活動での思わぬ出費
ネットワークビジネスを始める為に、初回会員登録の初期費用が、数万~数十万円(会社によって様々)がかかるのが一般的です。
しかし、実際にビジネス活動をしてみると、初期費用以外にも思わぬビジネス活動費にが結構かかかる事に驚かされます。
▼ 思わぬ出費 ▼
- 交通費
- お茶代(見込み客とのビジネス説明の場)
- セミナー費用(ビジネススキルを身につけるために必要不可欠)
- 月々の製品購入代
このように、ビジネス活動を始める事によって、思わぬ出費に驚かされて、苦情や被害の主な原因の一つに挙げられます。
事業説明会やセミナーにて、ビジネスでかかる費用をしっかり説明する事で、この様なトラブルは避けられます。
ポイント
・ネットワークビジネスは、ビジネスです。ビジネスは、最低限の活動費が、かかる事を認識する事。
・ディストリビュターは、事業説明会やセミナーで、ネットワークビジネスの活動費用の事をしっかり説明する事が重要です。
まとめ
ネットワークビジネスでよくある苦情の原因になっている事について述べさせていただきました。
ネットワークビジネスは昔から口コミビジネスでTVCMや広告宣伝をしないで営業マン(ディストリビュター)の宣伝で活動してきました。
その結果、口コミ宣伝・勧誘を続けてきた結果、営業マンの説明不足や誤解を招く事が苦情の主な原因になってしまったと私は思います。
現在では、広告宣伝も誰でも簡単にできる時代へと変化しました。
ネットワークビジネスも宣伝広告やインターネットを使っての集客が当たり前になりつつあります。
様々な改善・改革をしてもお客様の苦情が減らない場合は、すでに時代遅れのビジネス手法になっている可能性があると思います。